フッ素ゴム製品
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フッ素ゴム
フッ素ゴム成型品
フッ素ゴムOリング
消毒・殺菌されたクリーンな環境への配慮が厳しくなる近年において、従来のゴム製品では、その性質や機能上、社会の需要・ニーズに応えることが難しくなってきました。
耐油性・耐熱性・耐溶剤・耐薬品に優れたフッ素ゴム製品は、従来のゴム製品に代わり、現在では多くの方々に利用されています。とくに、クリーンな環境が強く求められる食品関連業界や化学プラント業界において、フッ素ゴム製品は活躍しています。
アミン系や高温に耐えるフッ素ゴムが開発されたことで、自動車のオイルシールに採用されたり、電気絶縁性・耐熱性・機械強度に優れているため、高速鉄道車両のモーターケーブルにも採用されています。
当社のフッ素ゴムは、Oリングやパッキンなどによく使用されているフッ化ビニリデン系ゴム(FKM)のバイトン(デュポン)やダイエル(ダイキン工業)、蒸気に強いテトラフルオロエチレン-プロピレン系(FEPM)のアフラス(旭硝子)、テトラフルオロエチレン-パープルオロビニルエ-テル系(FFKM)のカルレッツ(デュポン)、パーフロ(ダイキン工業)を使用しています。
カルレッツ(デュポン)は、最高の耐溶剤と耐熱性の特性を持っています。また、ダイキン工業が開発した高機能フッ素ゴムであるパーフロは、あらゆる薬品・溶剤に対して、最高級の耐性を示しています。
各種フッ素ゴムの耐油性、耐薬品性
油、薬品 | FKM | FEPM | FFKM |
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使用温度(℃) | -20~200 | -10~200 | 0~300 |
ガソリン | |||
鉱油系グリース | |||
メタノール | |||
エチレンジアミン | |||
エタノール | |||
アセトン | |||
MEK | |||
酢酸エチル | |||
塩酸 | |||
硝酸 | |||
水酸化ナトリウム | |||
冷却水 |