製造工程
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(1)混練
指定された配合に基づき、ゴム原料や各種薬品をゴム材料に練り込みます。
材質や硬さによって作業方法が異なりますので、社内教育で合格となった認定作業者のみが作業します。
練り込みが終わったゴム材料は、シート状態に加工されます。
熟成させた後に加硫曲線を確認し、次工程に引継ぎされます。
(2)裁断
シート状の材料を製品ごとの定められたサイズ・重量に加工します。
サイズと重量の誤差が大きいと不良発生に繋がるので、規定内に入っているかチェックをしながら作業を進めていきます。
加工した材料は、次工程作業がスムーズに進行するように並べて保管します。
(3)成型
使用する材料を保管棚から受け取ります。
現品票に記載されている材料名、製品名を確認して材料間違いを防止します。
材料チェックが終われば金型に投入し、製品ごとに指定されている温度・圧力・時間で加硫成型を行います。
(4)製品検査
顧客要求品質を満たしているか、外観状態検査や寸法・硬度測定を実施します。
従来は、ノギスや投影機で寸法測定を実施しておりましたが、2023年に三次元画像寸法測定器を導入し、人による測定バラつきを抑制することが可能となりました。